ポイント

青汁の副作用を知っておこう

青汁は薬ではないので当然副作用はないだろうといくら飲んでも大丈夫と周りの人にバンナン進めている人も多いでしょうが、本当に青汁には副作用はないのでしょうか。
ここでは青汁の副作用について詳しく探っていきます。

確かに青汁は薬ではないため、薬を飲むことによって身体に異常をきたすような副作用はありません。
したがって健康体の人が青汁を飲むことはほとんど問題ないのですが、過剰摂取をすることで身体にいろいろな異変がでることはあります。

野菜を食べ過ぎれば腹痛や嘔吐を引き起こすこともありますが、これと同じことです。
その他にも過剰摂取によって確認されている症状には下痢や頭痛や発疹などがあるので、健康体の人でもくれぐれも過剰摂取はしないように気を付けましょう。

野菜に多く含まれる食物繊維は便秘の解消にも役立ちますが、急にたくさんの食物繊維が腸に入り込むことで、下痢を発症することがあります。
また食物繊維を摂り過ぎるとかえって便秘が酷くなることもあります。

これも青汁に限ったことではありませんが、野菜が持つ成分にアレルギーがある人は、十分に商品に配合されている成分を確認した上で摂取しなければいけません。
もともと病気を抱えている人は、健康にいいからといって自分で判断しないで、服用前にはかかりつけの医師に相談した上で飲みはじめて下さい。
特に薬を服用している人は、薬に悪影響を与える成分がある可能性が高いので、必ず医師に確認しなければいけません。

たとえば腎臓に疾患がある人や心臓に疾患がある場合は、野菜に多く含まれるカリウムが悪影響を及ぼす可能性があります。
カリウムにはミネラル分が豊富に含まれていて利尿作用もありますが、その反面高カリウム血症となり、不整脈や意識障害を引き起こすこともあります。
その他にも野菜には私たちが知らない成分がたくさん含まれていて、病気がある人にはそれが良くない結果を招くケースが数多く確認されています。

このように健康や美容に良い効果をもたらす青汁ですが、過剰摂取をすることでいろいろな症状を引き起こすことが考えられます。
薬ではないので副作用の心配は必要ありませんが、病気持ちの人がそれを摂取する時には、配合されている成分には十分な注意が必要です。